台風・大雨から賃貸の部屋を守る備え|ベランダ・断水・停電・保険
公開日:2026-08-02
賃貸だからこそ気をつけたいポイント
台風や大雨への備えというと持ち家のイメージが強いかもしれませんが、賃貸の一人暮らしにも固有の注意点があります。ベランダは共用部分に近い扱いのことが多く、放置した物が飛んで近隣や階下に被害を与えると、賠償責任を問われることもあります。
ベランダ・窓まわりの対策
- 物干し竿、鉢植え、サンダルなど飛ばされる可能性のあるものはすべて室内に入れる。強風で凶器になり、他人の窓や車を傷つけると自分の責任になり得ます
- 網戸は外れやすいので、強い風が予想される日は必要に応じて外して室内に置く
- 窓に養生テープを貼るかどうかは意見が分かれますが、割れたときの飛散防止フィルムのほうが実用的です。賃貸OKの貼って剥がせるタイプもあります
- 排水口・ベランダの排水溝にゴミが詰まっていないか確認する。詰まっていると雨水があふれて浸水の原因になります
停電に備える
- モバイルバッテリーは満充電にしておく(停電時、スマホは情報収集と連絡の生命線)
- 懐中電灯・乾電池をすぐ出せる場所に置く
- 冷蔵庫は停電中は極力開けない。数時間なら食品の劣化はある程度防げます
- エレベーターのあるマンションは、停電中の利用を避け、外出も控える
断水に備える
- 飲料水は1人1日3リットルを目安に、最低2〜3日分を用意しておく
- お風呂の浴槽に水を張っておくと、トイレを流す用水として使えます(台風接近が予想される前日の習慣にすると良い)
- 簡易トイレは断水時の最重要アイテムという声が多く、一人暮らしほど「誰も助けてくれない」状況になりやすいので優先して備えておきたいものです
火災保険の「水災補償」を確認する
入居時にほぼ必須で加入する火災保険(家財保険)ですが、多くの人が中身を見ないまま契約しています。台風シーズン前に一度、次の点を確認しておきましょう。
- 水災(洪水・浸水)が補償範囲に含まれているか:契約内容によっては水災が対象外のプランもあります
- 家財の補償金額:家電や家具がまとめて浸水した場合、想定より低い金額設定になっていないか
- 契約書や保険証券が見当たらない場合は、契約した不動産会社か保険会社に問い合わせれば再発行・確認ができます
賃貸契約時の初期費用や火災保険については申し込みと契約の流れでも解説しています。
ハザードマップは一度だけ見ておく
自治体のサイトで、自宅周辺の浸水想定区域と避難場所を確認しておきましょう。一人暮らしの部屋が1階か2階以上かによっても、取るべき行動は変わります。台風接近が予報された時点で、避難場所までの経路を軽く頭に入れておくだけで、いざというときの判断が早くなります。
日常の防犯・防災の基本については新生活を軌道に乗せるコツにもまとめています。