公開日:2026年7月4日|最終更新日:2026年7月5日
家具・家電の予算目安は15〜23万円
新品で一式揃える場合の目安は合計15〜23万円。ただし工夫次第で大きく圧縮できます。
| カテゴリ | 内訳 | 目安 |
|---|---|---|
| 家具 | ベッド・寝具、テーブル、収納など | 4.5〜7万円 |
| 家電 | 冷蔵庫、洗濯機、レンジ、炊飯器、掃除機、照明など | 7〜14.5万円 |
| 生活雑貨 | カーテン、調理器具、食器、掃除用品など | 1.5〜2万円 |
安く揃える4つのワザ
- 家電量販店の「新生活セット」:冷蔵庫+洗濯機+レンジのセットで単品購入より1〜3万円お得
- 実家から持てるものは持っていく:布団・食器・調理器具だけでも数万円の節約
- 中古・リサイクルショップ・フリマアプリ:家具やテーブルは中古で十分なことも
- 最初は最小限で始めて、住みながら買い足す:これが一番の節約。下のリストで優先度を確認!
【優先度S】入居初日に必要なもの
これが無いと初日の夜に困るものたち。引越し前に購入し、当日持ち込むか新居に直送しておきましょう。
- カーテン(外から丸見え防止。内見時の採寸必須)
- 寝具一式(布団またはマットレス、枕、掛け布団)
- 照明(部屋に備え付けが無い物件もある!内見で要確認)
- トイレットペーパー・ティッシュ
- タオル類・バスタオル
- シャンプー・ボディソープ・歯ブラシ
- スマホの充電器
- ゴミ袋(自治体指定袋の有無を確認)
- 簡単な掃除道具(フローリングワイパー・雑巾)
- 防虫・防カビ用品(入居初日の対策が最も効果的)
【優先度A】1週間以内に揃えたいもの
- 冷蔵庫(自炊しない人も飲み物・冷凍食品用に必須)
- 洗濯機(コインランドリーで数日はしのげる)
- 電子レンジ(自炊しない人ほど必須)
- ケトルまたは電気ポット
- 基本の調理器具(フライパン・片手鍋・包丁・まな板・菜箸)
- 食器(茶碗・皿・マグカップ・箸を各1〜2個から)
- 物干し・ハンガー・洗濯洗剤
- 食器用洗剤・スポンジ、風呂・トイレ用洗剤
- 延長コード・電源タップ
- 救急セット・常備薬・体温計
【優先度B】実は後回しでいいもの
「一人暮らしに必要」と思い込みがちですが、生活が始まってから必要性を判断すれば十分なものです。
- テレビ:スマホ・PCで代替する人が急増。置くかどうか住んでから決めてOK
- 炊飯器:レンジ調理器やパックご飯派なら不要かも
- 掃除機:ワンルームならフローリングワイパー+コロコロで十分なことも
- ソファ:6畳だと圧迫感大。座椅子・クッションから試そう
- 大きな本棚・食器棚:荷物が増えてから、部屋に合うサイズを選ぶ
- アイロン:形状記憶シャツ派なら使用頻度は低い
- トースター・コーヒーメーカーなどの趣味家電:生活が落ち着いてからのお楽しみに
ここがポイント
初めての部屋は収納も広さも限られます。「迷ったら買わない」が正解。必要になったらネットで翌日届く時代です。最初に買いすぎて後悔する人のほうが圧倒的に多いのです。
家電選びのサイズ・容量の目安
| 家電 | 目安スペック | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| 冷蔵庫 | 150〜200L(自炊派)/100L前後(外食派) | 冷凍室が大きいと自炊のまとめ調理に便利。置き場所と搬入経路の採寸必須 |
| 洗濯機 | 5〜6kg | 防水パンのサイズを内見時に採寸。乾燥機能付きは干す手間が減るが高価 |
| 電子レンジ | 単機能500〜700W | 温め中心なら単機能で十分。オーブン機能は料理好きなら |
| 炊飯器 | 3合炊き | まとめて炊いて冷凍する派は3合が使いやすい |
| エアコン | 6畳用(2.2kW) | 備え付けが多いが、無い場合は取付工事費込みで予算を考える |
注意
家電の「サイズ」だけでなく「搬入経路」も要チェック。玄関・廊下・階段の幅が狭くて冷蔵庫が入らない…は定番の失敗です。内見時の採寸リストを活用してください。
ベッドと布団どっちにする?寝具選びの結論
一人暮らしの寝具は「ベッド派」と「布団派」で永遠に議論が分かれますが、判断基準はシンプルです。
| 項目 | ベッド | 敷き布団 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 3〜8万円(フレーム+マットレス) | 1〜3万円(一式) |
| 部屋の広さ | 常に場所を取る(6帖の約4分の1) | 畳めば部屋を広く使える |
| 毎日の手間 | ほぼゼロ | 上げ下ろしが必要(サボると湿気でカビ) |
| 湿気・カビ | 床との間に空間があり有利 | フローリング直敷きはカビやすい。すのこ・除湿シート必須 |
| 引越し・処分 | 大変(解体・粗大ゴミ) | ラク |
結論:「毎日きちんと畳める自信がないならベッド」が失敗の少ない選択です。予算を抑えたいなら、脚付きマットレス(1.5〜3万円)がベッドと布団のいいとこ取りでおすすめ。
カーテンの正しい採寸|初日に必要なのに間違えやすい
カーテンは「入居初日に必要」なのに「サイズを間違えやすい」やっかいなアイテム。正しい測り方はこうです。
- 幅:カーテンレールの固定ランナー(両端の動かない輪)から固定ランナーまでを測り、×1.05倍(ゆとり分)
- 丈(掃き出し窓):固定ランナーの下端から床までの長さ−1cm(床に擦らないように)
- 丈(腰高窓):固定ランナーの下端から窓枠の下+15〜20cm(光漏れ防止)
- 窓の「ガラスのサイズ」を測るのは典型的な間違い。測るのは常にレール基準です
- 1階や人通りに面した部屋は、外から室内が見えにくい遮像レース+遮光カーテンの組み合わせが防犯にも有効
- 間に合わないときの応急処置は、突っ張り棒+大きめの布やシーツでOK。とにかく初日の夜に「外から丸見え」を避けましょう
6帖ワンルーム・1Kのレイアウト基本
一人暮らしの定番「居室6帖」は約9.7㎡。ベッド・デスク・収納を置くと残りスペースは意外と少なく、「置く順番」を決めてから買うのが失敗しないコツです。
- ベッドの位置を最初に決める
部屋で一番大きい家具。窓をふさがず、エアコンの風が直撃しない壁際が定番。ドアや収納の開閉と干渉しないかも確認。
- 生活動線を1本確保する
玄関→ベッド→ベランダ(物干し)の通り道を幅60cm以上あけると、暮らしやすさが激変します。
- 背の高い家具は壁1面に寄せる
視線が抜けて部屋が広く見えます。背の高い家具を分散させると圧迫感が出るうえ、地震時のリスクも増えます。
- 「床に物を置かない」収納計画
ベッド下収納・壁面フック・突っ張り棚を活用。床が見えている面積が広いほど、部屋は広く感じられ掃除もラクです。
ロフトベッドはあり?
下にデスクや収納を置けて省スペースな一方、「夏は暑い」「揺れる」「布団の上げ下ろしが面倒」という声も。天井高とエアコン位置を確認してから検討しましょう。
主要家電の電気代目安|月いくらかかる?
家電選びでは本体価格だけでなく毎月の電気代も見ておくと、ランニングコストで後悔しません。
| 家電 | 使い方の想定 | 電気代の目安/月 |
|---|---|---|
| エアコン(6畳用) | 夏・冬に1日8時間 | 2,000〜4,000円 |
| 冷蔵庫(150L) | 24時間365日 | 600〜900円 |
| 洗濯機(5kg) | 週3回 | 100〜200円 |
| 電子レンジ | 1日10分 | 150〜250円 |
| 照明(LED) | 1日6時間 | 100〜200円 |
| テレビ(32型) | 1日3時間 | 150〜250円 |
圧倒的にエアコンが大きいので、省エネ性能はエアコン(と冷蔵庫)だけ気にすれば十分。10年前の中古エアコン付き物件などは、電気代で差が出ることも頭に入れておきましょう。
経験者の声|「買ってよかった」「いらなかった」
買ってよかったもの
- 電気ケトル:お湯が2分で沸く。カップ麺・コーヒー・白湯と毎日使う
- フローリングワイパー+粘着クリーナー:掃除機より出番が多い掃除の主役
- ベッド下収納ボックス:6帖の収納不足を解決する定番
- 電源タップ(2m以上):コンセント位置問題はこれで解決
- 冷凍庫の大きい冷蔵庫:自炊派・冷凍食品派どちらにも効く
- サーキュレーター:夏冬のエアコン効率UP+部屋干しの乾燥が速くなる二刀流
いらなかった・後悔したもの
- 大きいソファ:6帖では圧迫感が強く、ベッドと役割がかぶる
- 来客用の食器・布団セット:来客は想像より少ない。必要になってからで間に合う
- 特殊な調理家電(ミキサー・ホットプレート等):使うのは最初の1ヶ月だけになりがち
- 大型テレビ:スマホ・PCで足りる人が多数派に。置くなら32型以下で十分
100円ショップで揃えられるもの
初期費用を抑えるなら、消耗品と小物は100円ショップが強い味方。キッチン小物(菜箸・おたま・計量カップ・保存容器)、掃除用品(スポンジ・ゴミ袋・重曹)、収納(ケース・フック・結束バンド)、洗面小物あたりは100均で十分です。一方、包丁・フライパン・タオルなど毎日使うものは、少し良いものを買ったほうが結果的に長持ちします。