公開日:2026年7月5日
お金に関する用語
- 敷金(しききん)
- 大家さんに「預けておく」お金。家賃滞納や部屋の修繕費に充てられ、何もなければ退去時に(クリーニング代などを引いて)返ってきます。相場は家賃1〜2ヶ月分。関西などでは「保証金」と呼ぶ地域もあります。
- 礼金(れいきん)
- 大家さんに「お礼として渡す」お金で、返ってきません。相場は家賃0〜2ヶ月分。礼金なしの物件も年々増えています。
- 仲介手数料
- 物件を紹介してくれた不動産会社に払う手数料。上限は法律で「家賃1ヶ月分+消費税」と決まっており、半月分や無料の会社もあります。
- 前家賃(まえやちん)
- 入居する月の家賃を契約時に先払いするお金。月の途中から入居する場合は、その月の日割り分+翌月分を払うのが一般的です。
- 日割り家賃
- 月の途中に入居・退去するとき、住む日数分だけ計算した家賃のこと。「15日入居なら、その月は半月分」というイメージです。
- 共益費・管理費
- 廊下やエントランスなど共用部分の維持費。家賃と別に月2,000〜5,000円程度かかることが多く、「家賃+共益費」の合計で予算を考えるのが正解です。
- 保証会社(家賃保証会社)
- 連帯保証人の代わりに家賃を保証してくれる会社。利用料は初回に家賃の0.5〜1ヶ月分+1〜2年ごとの更新料。いまは利用必須の物件が主流です。
- 連帯保証人
- 借りた人が家賃を払えないとき、代わりに支払う義務を負う人。親に頼むのが一般的ですが、保証会社の普及で不要な物件も増えました。
- 更新料
- 契約を更新する(多くは2年ごと)ときに払うお金。相場は家賃1ヶ月分ですが、更新料なしの地域・物件もあります。
- フリーレント
- 入居後の一定期間(0.5〜2ヶ月など)の家賃が無料になる契約。初期費用を大きく抑えられますが、「1年未満の解約で違約金」などの条件付きが多いので契約書を確認しましょう。
- ゼロゼロ物件
- 敷金ゼロ・礼金ゼロの物件の俗称。初期費用は安く済みますが、退去時のクリーニング費用が高めに設定されているなど、他の条件でバランスを取っている場合があります。
- 短期解約違約金
- 「1年未満の解約は家賃1ヶ月分」のように、早く退去した場合に払うペナルティ。フリーレント物件やゼロゼロ物件に付いていることが多い特約です。
契約に関する用語
- 入居審査
- 「家賃をきちんと払える人か」を大家さん・保証会社がチェックすること。収入・職業・過去の滞納歴などが見られ、通常3日〜1週間かかります。
- 重要事項説明(重説)
- 契約前に、物件と契約条件の重要ポイントを説明する法律上の手続き。宅地建物取引士という資格者が行う決まりで、オンラインで受けられる「IT重説」も普及しています。
- 宅地建物取引士(宅建士)
- 不動産取引の国家資格を持つ専門家。重要事項説明は宅建士にしかできません。説明時に資格証を提示してくれます。
- 普通借家契約
- もっとも一般的な賃貸契約。2年ごとなどに更新でき、借りる側が希望すれば基本的に住み続けられます。
- 定期借家契約
- 契約期間が来たら原則終了・退去となる契約。相場より家賃が安いことがある一方、更新の保証はありません。「定借」と表記されていたら要注意ワードです。
- 原状回復(げんじょうかいふく)
- 退去時に部屋を「元の状態に戻す」こと。ただし国のガイドラインでは、普通に生活してできた傷や日焼けは借主の負担ではないとされています。故意・不注意の汚損だけが借主負担です。
- 特約(とくやく)
- 契約書に追加される特別な約束ごと。「退去時クリーニング代は借主負担」「短期解約違約金」などはここに書かれています。契約書で最優先にチェックすべき欄です。
- 解約予告
- 退去するとき、事前に大家さん・管理会社へ知らせること。「1ヶ月前まで」が多いですが2ヶ月前の物件もあり、遅れるとその分の家賃が余計にかかります。
- 火災保険(家財保険)
- 火事や水漏れで自分の家財や他人の部屋に損害が出たときのための保険。賃貸契約でほぼ必須。2年で1.5〜2万円程度が目安です。
- 合格前予約
- 受験生向けに、合格発表前から部屋を仮押さえできる制度。不合格ならキャンセル料なしで解約できるのが一般的です。学生向け物件・学生会館でよくあります。
物件・間取りに関する用語
- ワンルーム(1R)
- キッチンと居室が仕切りなく一体になった間取り。家賃は安めですが、料理のにおいや湿気が部屋にこもりやすい面があります。
- 1K
- 居室1部屋+ドアで仕切られたキッチン(Kitchen)の間取り。一人暮らしの定番で、自炊派にはワンルームより快適です。
- 1DK・1LDK
- Dはダイニング(食事スペース)、Lはリビング。数字は居室の数です。1DKはキッチンスペースが4.5帖以上、1LDKは8帖以上が目安として使われます。広く快適なぶん家賃は上がります。
- 帖・畳(じょう)
- 部屋の広さの単位で、1帖=約1.62㎡。「6帖」は約9.7㎡です。同じ6帖でも収納の量や部屋の形で体感の広さはかなり変わります。
- 専有面積
- その部屋だけの床面積。バルコニーは含みません。一人暮らしなら20〜25㎡がボリュームゾーンです。
- 築年数・築浅
- 建物が建ってからの年数。「築浅」は一般に築5〜10年以内を指します。築年数が古くても、内装をやり直した「リノベーション済み」物件は狙い目です。
- 木造・S造・RC造
- 建物の構造のこと。木造→鉄骨造(S造)→鉄筋コンクリート造(RC造)の順に、防音性・耐火性が高くなり、家賃も上がる傾向があります。生活音が気になる人はRC造が安心です。
- メゾネット
- 1つの部屋の中に階段があり、2フロアで構成される物件。開放感がある反面、冷暖房効率や階段の上り下りは好みが分かれます。
- おとり物件
- 実際には契約できないのに、客集めのために掲載されている好条件の物件。「その物件は今埋まりまして…」と別物件に誘導されたら疑いましょう。掲載写真が少ない・相場より極端に安い物件は要注意です。
設備に関する用語
- バス・トイレ別(BT別)
- お風呂とトイレが別の部屋になっていること。「3点ユニット」(風呂・トイレ・洗面が一体)より人気が高く、家賃もやや上がります。
- 独立洗面台
- お風呂と別に設置された洗面台。身支度がしやすく人気の設備ですが、そのぶん家賃は高めになります。
- 防水パン(洗濯機置き場)
- 洗濯機の下に敷く受け皿。この内寸サイズに収まる洗濯機しか置けないため、内見時の採寸が必須です。
- 都市ガス・プロパンガス(LPガス)
- ガスの供給方式。プロパンは都市ガスの1.5〜2倍の料金になることが多く、月々の固定費に大きく響きます。物件情報の「ガス」欄は必ず確認を。
- オートロック
- 建物の入口が自動施錠され、住人以外は入れない仕組み。防犯性が上がる人気設備ですが、「オートロック=安全」ではなく玄関の施錠は必須です。
- モニター付きインターホン
- 訪問者の顔を画面で確認してから応対できるインターホン。防犯の基本装備として、女性の一人暮らしでは特に重視されています。
- CPマーク
- 「防犯性能の高い建物部品」として警察庁関連の団体に認定された製品につくマーク。侵入に5分以上耐える性能が目安とされ、窓ガラスや錠前に表示されています。
- ディンプルキー
- 鍵の表面に丸いくぼみが多数ある、ピッキングに強い鍵。古い「ギザギザの鍵」より防犯性が高く、内見時のチェックポイントの1つです。
- 宅配ボックス
- 不在時に荷物を受け取れるロッカー。再配達の手間が消え、対面受け取りを避けられるため防犯面でも人気の設備です。
引越し・手続きに関する用語
- 単身パック
- 専用のカーゴ(カゴ台車)1台分に荷物を積んで運ぶ、荷物が少ない人向けの格安引越しサービス。2〜4万円程度で済む一方、ベッドなど大型家具は積めないことがあります。
- 相見積もり(あいみつもり)
- 複数の業者から同時に見積もりを取って比較すること。引越し料金は「言い値」の要素が大きく、相見積もりだけで1〜3万円変わることもあります。
- 転出届・転入届・転居届
- 住所変更の役所手続き。別の市区町村へ移るなら「転出届→転入届」、同じ市区町村内なら「転居届」だけでOK。転入届・転居届は引越しから14日以内が期限です。
- マイナポータル
- マイナンバーカードで使える政府のオンライン窓口。転出届の提出や転入予約がネットで完結し、役所へ行く回数を減らせます。
- e転居
- 郵便局の転送サービスをネットで申し込める仕組み。旧住所宛の郵便物を1年間無料で新住所へ転送してくれます。
- ライフライン
- 電気・ガス・水道など生活に不可欠なインフラの総称。引越し時は3つとも「開始手続き」が必要で、ガスだけは開栓に立ち会いが必要です。