コラム
帰省で5分でできる、親の見守りチェック
特別なことは不要です。帰省の会話の流れの中で、5分でできる4つの観察ポイントと、その場でできる「もしも」の備えを紹介します。
お盆や年末年始の帰省は、離れて暮らす親の変化に気づける貴重な機会です。とはいえ「改まって話すと親が身構える」もの。この記事では、特別なことをせず、5分の観察でできる見守りチェックを紹介します。会話の流れの中で、さりげなく確かめてみてください。
1
台所と冷蔵庫を見る(暮らしと認知のサイン)
冷蔵庫に同じ食品がいくつも入っていないか、傷んだ物が奥に残っていないか。料理の品数や味付けが変わっていないか。ここは、生活力と認知機能の変化がいちばん表れやすい場所です。→ 認知症のサインと接し方
2
足元と家の中を歩いてみる(転倒のサイン)
廊下や階段に物が置かれていないか、夜のトイレまでの動線は暗くないか。親の歩き方が遅くなったり、壁に手をついたりしていないか。転倒は要介護のきっかけになりやすいので、危ない場所は一緒に片づけましょう。→ 家の危険チェック
3
郵便物と薬を確認する(お金と健康のサイン)
未払いの請求書や重要な郵便がたまっていないか。薬の飲み残しが多くないか。お金の管理や服薬に不安が見えたら、早めの備えのサインです。→ 重要書類の整理
4
「もしも」の連絡先を1枚にする(5分でできる備え)
この帰省でぜひやってほしいのが、かかりつけ医・薬・保険証の場所・近所の頼れる人を1枚にまとめること。離れて暮らす家族にとって、この1枚が「もしも」の初動を大きく助けます。
重い話は「中日(なかび)」に、さりげなく
着いた直後や帰る間際は避け、食後のお茶の時間などリラックスした場面で。「介護」「相続」という言葉を使わず、「もしもの入院のときに困らないように」から切り出すのがコツです。→ 親との話し方